トムソン・カノープスは、同社のプロ向け動画編集ソフト「EDIUS Pro」の最新版 5.1を4月下旬よりリリースすることを発表した。EDIUS Pro 5.1では、映像編集などの基本機能のパフォーマンスが向上しているほか、ブルーレイの直接書き込みや同社のH.264/MPEG2 コーデックアクセラレータ「FIRECODER Blu」がサポートされるなど、機能と性能が大幅に向上する。
FIRECODER Bluは、東芝製メディアストリーミングプロセッサ「SpursEngine」を搭載しており、H.264やMPEG-2コーデックによる高精細映像のエンコードやデコード、標準画質の動画からハイビジョン画質相当の動画に変換できる超解像処理などを高速に行える。同社は、昨年12月に東芝が秋葉原で開催したイベントでEDIUSがFIRECODER Bluをサポートする計画を明らかにしていたが、今回の新バージョンでそれを実現したもの。
今までは、EDIUS Proで編集した動画をFIRECODER Bluを使いブルーレイ・ディスクに書き込む際にはFIRECODER Bluに同梱の「FIRECODER WRITER」という別の書き込みソフトを使用する必要があった。 バージョン5.1では、EDIUS Pro だけで編集からメニュー形式でブルーレイ・ディスクへのオーサリングをシームレスに行えるようになり、さらにFIRECODER Bluを使うことでより高速に出力できるようになった。これによりハイビジョン映像編集やブルーレイ・オーサリングにおける使い勝手や効率が大幅に向上したという。
また、同社はコンシューマやプロシューマなど向けの動画編集ソフトである「EDIUS Neo」の最新バージョン「EDIUS Neo 2」でもFIRECODER Blu をサポートすることも同時に発表した。EDIUS Neo 2は、EDIUS Pro 5.1をベースに一般ユーザに必要な編集機能のみに絞り込んで製品化したもの。これにより、映像編集のプロから動画のネット投稿を楽しむ一般のユーザまでが、同社のH.264ソリューションをハイビジョン編集やブルーレイディスク・メディアへの書き込みなどで活用できることになる。
EDIUS Proの対応OSはWindows XPおよびVistaであり、「FIRECODER Blu」を実装したパソコンでH.264コーデックのハードウェア・アクセラレーションが利用可能となる。
価格は、EDIUS Pro 5.1が79,800円、EDIUS Neo 2が29,800円である。なお、EDIUS Pro4や EDIUS Neo を所有しているユーザ向けにアップグレード版も用意されている。EDIUS Pro 5 から 5.1 へのアップデータは無償配布される。また、同社ではEDIUS Neo とFIRECODER Bluの両方を同梱したバンドル製品「EDIUS Neo 2 with FIRECODER Blu」も合わせて発売する。
トムソン・カノープスのプレスリリース
・HD編集ワークフローを更に改善したEDIUS Pro 5の最新アップデートを発表
・HD編集性能が向上した最新のEDIUS ProをベースとしたEDIUS Neo 2を発表
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