CRI・ミドルウェアは、26日同社サイト上でビデオエンコードツール「CRI SpursCoder」のダウンロードを開始した。無償での利用は個人に限るとしており、商用利用については別途同社との協議が必要である。
CRI SpursCoderは、東芝が開発したメディアストリーミングプロセサ「SpursEngine」向けのビデオエンコードツールである。SpursEngineを搭載したパソコン上でMPEG-4 AVC/H.264方式のビデオストリームの高速なエンコードが行えるとしている。
CRI・ミドルウェアは、SpursEngine対応の動画コーデック用ライブラリ「CRI Sofdec for SpursEngine」を開発中であることを既に明らかにしていたが、今回のツールはそれをコマンドラインからの入力ベースで一般ユーザに向けて広く公開したものとなる。
一般に市販されている動画編集ツールでは、エンコードなどの知識があまり無いユーザでもデフォルトの設定のままでカット編集を行ったりメニューを追加したりすることが比較的容易であり、エンコード時の各種設定もグラフィック・ユーザインタフェースから行う。 一方、コマンドライン入力のツールでは、ユーザがH.264やMPEG-2エンコード時に解像度やビットレートなどのパラメータをコマンドのオプションとして指定する必要がある。そういう点で、CRI SpursCoderは動画エンコードに詳しいユーザ向けのエンコードツールであるといえる。
なお、CRI・ミドルウェアは、東芝セミコンダクター社が12月6日に秋葉原の「カフェソラーレ リナックスカフェ」で開催する「SpursEngineのすべてがわかるイベント」にSpursEngineパートナーとして参加する予定である。このイベントには、CRI・ミドルウェアの他にもSpursEngine搭載ボード「WinFast PxVC1100」を発売中のリードテックジャパン、「FIRECODER Blu」を発売開始したトムソン・カノープス、動画編集ソフトウェア・ベンダーのサイバーリンク、ペガシス等も参加の予定となっている。
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