「SpursEngine」搭載ボードの発売が開始され、SpursEngineパートナーズ会がさらに拡大している。SpursEngineを開発、販売する東芝セミコンダクター社が今月6日に秋葉原で開催するイベントでは、ソフトウェアベンダーのペガシスがSpursEngine向けフロントエンドの開発について発表を行う。また、ベンチャー企業のロイロとモルフォは、それぞれの製品や技術についてプレゼンテーションを行うとしている。
ペガシスはMPEG-2ベースのエンコード・ソフト「TMPGEnc」シリーズなどを開発、販売している。パートナーズ会へは参加していたものの、これまでSpursEngineに対応した製品についての発表は無かった。エンコード・ソフトで評価の高いペガシスがSpursEngineに対してどのように取り組むのか、多くのユーザの関心が高いところだ。
ロイロは、動画編集ソフト「LoiloScope」の斬新でユニークなユーザ・インタフェースで注目を集めているベンチャー企業だ。今年のCEATECではLoiloScopeでAMD/ATI社のGPUによるアクセラレーション対応を表明していた。ロイロのパートナーズ会への正式な参加表明はまだ行われていないが、上記イベントでSpursEngine対応について言及されるか注目される。
もう一社のベンチャー企業であるモルフォは、SpursEngineパートナー企業として東芝のホームページでも公開されている。モルフォはデジタルカメラの手ブレ軽減や被写体の動き検出などの技術や製品を持っている。これらの技術をSpursEngineでの高速処理でどのように展開する計画なのかが興味深い。
SpursEngineではH.264コーデック処理の高速性が評価される一方、アプリケーション・ソフトウェア対応では今後の拡充が更に必要とされている。この11月以降のSpursEngineパートナーズ会参加企業の動きを見ると、CRI・ミドルウェアの「CRI SpursCoder」をはじめとして、ソフトウェア対応面で大きな進展が見られる可能性が出てきたと言える。
また、上記イベントではリードテックからもSpursEngineのソフトウェア開発環境(SDK)に関して何らかの発表が新たに行われる予定である。SpursEngineを取り巻く今後の展開を占う上で見逃せないイベントとなりそうだ。
関連情報:「SpursEngine start-up!−SpursEngineのすべてがわかるイベントのお知らせ」
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