HD Processing Forum は、先月19日台湾・台北の国際会議センター(TICC)で「パソコンと情報家電で加速するHD化: グローバル市場と技術の動向」(原題:"HD Driving PC & Digital Media: Global Market & Technology Trend")と題し、カンファレンス・イベントを開催した(図1)。
このカンファレンスは、昨年12月に東京で開催したセミナーについで本フォーラムとして二つ目のイベントとなる。 (関連記事:第1回HD Processing FORUM「デジタル情報家電・パソコン市場を牽引するHD化とその課題」を開催)
カンファレンス開催にあたり、株式会社テクノアソシエーツ・代表取締役社長の高野一郎氏は、フォーラムの立ち上げに当たりメンバー企業として台湾・コーレル社、サイバーリンク社、リードテック社、および東芝セミコンダクター社が参加したことを明らかにした。
カンファレンスでは、HD関連の技術開発現場やビジネスの第一線で活躍中の講師陣により、パソコンや情報家電のHD化における最新の市場動向や技術動向に関してのプレゼンテーションや討議が活発に行われた。(詳細については、HD Processing Forum: Conference - Spring 2008 Reportを参照)
現在、台湾はパソコンや情報家電機器の開発が最も盛んな地域の一つであり、およそ150名が本カンファレンスに参加した。カンファレンス参加者は、活発に討議に参加したり、HD処理の技術や市場に関する情報を交換したりしていた(図2)。
東芝セミコンダクター社・先端SoC開発センター長の増渕美生氏は、パネルディスカッションにおいて「HD Processing Forum はHD関連産業におけるエコシステムを成功裏に立ち上げるため、エンドユーザ教育のためのカギとなる。東芝は、さまざまなSoC製品を持っている。 SoCサプライヤの視点からは、そのようなエコシステムを確立し、アプリケーション・ソフトウェアやハードウェアの開発ベンダ、コンテンツ・プロバイダなどの企業に我々のSoCをサポートしていただくことが大変重要なことだ。」とコメントした(図3)。
東芝セミコンダクター社は、SpursEngine のデベロパーカンファレンスを今年の第二四半期より開催する計画であり、ソフトウェアやハードウェア、パソコン周辺機器、情報家電機器などHD対応製品のサードパーティ企業による開発を加速する意向を示した。
(大場淳一=テクノアソシエーツ)